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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
『あ〜やっと出たぁ!
何で出てくんないのぉ〜〜〜〜〜!?
朝からかけまくってんのにぃ』
彩夏の元気な声がTEL越しに響く。



『悪い悪い。
今仕事で地方回ってんだ。どうした、何かあったのか?』



そう言うと彩夏が泣き始めた。
『ママが入院しちゃったよ〜。
胃潰瘍だったのー!!』





『―――え?
彩夏落ち着け。
本当に?病院どこだ』



病院、というワードに拓矢が振り向く。




聞けば地元の大学付属病院だという。

『彩夏、
分かった。兄ちゃん一度家に寄るから。
長く帰ってなかったし、
そうだな……明日朝イチで向かう。
え?お前は夜遊びすんなー!
家に居ろよ』

通話を終えた。




『……何かあった?』
拓矢がグラスの水を飲みながら問う。


『ミサコが胃潰瘍で入院した………
彩夏もパニクってる風に見えて遊んでるし(怒)、
明日朝イチの特急で実家寄ってくるよ。近いから』


『――――入院……
大丈夫なのかな』


『胃潰瘍だから、
多分大丈夫。
顔見てくるよ。
―――さ、飲んだらホテル帰るぞ』翔汰はレモンサワーをグイッと飲み干した。





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