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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
鈍行で1時間。
途中特急に乗り換えて30分。
翔汰は、
久しぶりに地元の地を踏んだ。。
市立大学病院の入り口へと向かう。
山沿いに立つ大学病院は、建物を直したのか近代的な造りだ。
『金井ミサコの家族ですが…………』
病室を尋ねた。
『あー!!
やっと来たぁ!!』
――――背後から聴こえてきたのは、
病院に不釣り合いな大声。
翔汰が振り返ると、
『やっぱりお前か……』
彩夏が両手に荷物を抱えている。
『もぉ〜!
何のためのスマホだっつうの!
あ、拓矢くんだ〜〜〜』
彩夏がいそいそと拓矢に擦り寄って抱き着く。。
『彩夏姫、
久しぶり〜』
『拓矢!
イチャイチャすんな!
行くぞ、病室……』
翔汰は妹を小突いた。
途中特急に乗り換えて30分。
翔汰は、
久しぶりに地元の地を踏んだ。。
市立大学病院の入り口へと向かう。
山沿いに立つ大学病院は、建物を直したのか近代的な造りだ。
『金井ミサコの家族ですが…………』
病室を尋ねた。
『あー!!
やっと来たぁ!!』
――――背後から聴こえてきたのは、
病院に不釣り合いな大声。
翔汰が振り返ると、
『やっぱりお前か……』
彩夏が両手に荷物を抱えている。
『もぉ〜!
何のためのスマホだっつうの!
あ、拓矢くんだ〜〜〜』
彩夏がいそいそと拓矢に擦り寄って抱き着く。。
『彩夏姫、
久しぶり〜』
『拓矢!
イチャイチャすんな!
行くぞ、病室……』
翔汰は妹を小突いた。