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イカせ屋稼業
第8章 そのはち
(俺も脱ぐよ?
ぜんぶ、脱ごうっと)翔汰が言う。



――もし、甲斐さんに見つかってもいいや。
ハメてる最中だと恥ずかしいけど。



拓矢も全て脱いだ。


薄い暗がりのなか、
息を潜めながらふたりはキスを交わしながら屹立した互いの肉棒を握る。


(………んんっ……)


(翔汰、
床にうつ伏せになって)


翔汰は椅子の横のスペースにうつ伏せになる。


拓矢は膝を立てて翔汰の両足を挟むように座り、

翔汰の背中に舌を這わせた。

(あ!………はあっ、あっ……)ピクビク跳ねる翔汰。

(イイ?
ココ、好きでしょ)

首の付け根から下に降りていく拓矢の舌。



(ん……すご…っ。
何で……分かった?前にもだけど…)



(ん?
―――好きだったから、見てれば分かったよ)



(………え?)
翔汰は身体を捩り拓矢を斜に見た。



好きだったから………?



(それ、本当に?
え、いつから?)


(…………初めて見たときから)


―――え………


(翔汰、
すきだ)


拓矢が力強く翔汰を床に押しやる。

そして翔汰はうつ伏せのまま脚を開く。


拓矢の指が、
うつ伏せで見えない翔汰のアナルを弄った。
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