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イカせ屋稼業
第9章 そのきゅー

『おつかれっしたー』
『かなみちゃん、おつかれさま!』
撮影が終了した。
スタッフは片付けをして、かなみはマネージャーと帰って行く。
翔汰は備え付けのバスルームを借りて手早くシャワーを浴び、
私服を着た。
スタッフたちに挨拶をして、
仕事用鞄を肩に背負う。
『あれ?』
スマホがバイブしている。表示を見ると甲斐さんからだ。
『もしもし、おつかれっす』
「翔汰?
無事終わったな?
―――実は拓矢がケガをしてな。病院に来てる」
『――――え』
「例のユリカが、
椅子を投げたんだ。
撮影が終わった後だったから、ハメ撮り動画は撮れただが。
拓矢が肘で諸に受けて、
骨折に近い打撲をしてる。
それと……頬に傷がついちまったよ」
甲斐さんが珍しく苦々しい口調になっていた。
『―――どこの病院ですかっ??俺直ぐ行きます!!』
甲斐から病院名を聞くと、翔汰は走り出した…………………
『かなみちゃん、おつかれさま!』
撮影が終了した。
スタッフは片付けをして、かなみはマネージャーと帰って行く。
翔汰は備え付けのバスルームを借りて手早くシャワーを浴び、
私服を着た。
スタッフたちに挨拶をして、
仕事用鞄を肩に背負う。
『あれ?』
スマホがバイブしている。表示を見ると甲斐さんからだ。
『もしもし、おつかれっす』
「翔汰?
無事終わったな?
―――実は拓矢がケガをしてな。病院に来てる」
『――――え』
「例のユリカが、
椅子を投げたんだ。
撮影が終わった後だったから、ハメ撮り動画は撮れただが。
拓矢が肘で諸に受けて、
骨折に近い打撲をしてる。
それと……頬に傷がついちまったよ」
甲斐さんが珍しく苦々しい口調になっていた。
『―――どこの病院ですかっ??俺直ぐ行きます!!』
甲斐から病院名を聞くと、翔汰は走り出した…………………

