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イカせ屋稼業
第10章 〜番外編〜
「………はあっ、はあっ……ああん、拓矢くんっ」
「……………」
優衣の脚を抱えて開く。
制服のボタンを外してシャツをはだけさせ、
優衣のブラジャーからは小さな膨らみが顔を出していた。
その膨らみに舌を這わせながら、
拓矢はゆっくりと入れていく。
「はあんっ!!」
優衣が声を荒くする。
ラブホの一室。
優衣と〔話〕をしたあと、流れでここに来た。
優衣は涙目になっている。
左手を口元に充て、
「あん、あんっ」と甘い声で啼いている。
拓矢は形のない不快感を抱えたまま、
振り払うように腰を前後させた。
「優衣ちゃん……
かわいい……」
名前、ユイで良いんだよな?
間違ったらそれはそれで面倒になる。
確かユイ。
心のなかだけで確認した。
緋路は期末前のバスケの練習試合。
裕希はギターを抱えてライブハウスに行ってしまった。
根は、綿にくるまれたように締められている。
拓矢は優衣の首筋に唇を落としながら腰を振った。
――――きっとまた、
この子も俺にまとわりつくんだろうな。
ウザい。
そう思うと暴力的な感覚が沸いて、
一層力強く腰を振った。
もう、何人の子にこうやって脚を開いて入れたんだろう。
前髪が汗で額に張り付く。
優衣は仔犬のようにキャンキャン喚いている。