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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
――イージーは生唾を飲み込みながらカメラを回した。
(このコたち、
凄い気迫だわね………!)
『痛っ………
左手痛いなー……』相手の罪悪感を増やすために、
痛いを連呼する包帯男。。
『お次は……
下もね』
『なにすっ……』
カチャカチャとベルトを外し、
スーツズボンを下げた。
ボクサーパンツとタンクトップがはだけて見える格好にたる。
包帯男はベッドから下りると、
左脚を引きずりながら何かを手に取る。
(ハサミ………あったんだ)翔汰は拓矢の手にあるハサミを見た。
包帯男は『僕が味わった痛み、
こんな感じなんだよ』
とスーツズボンをザクッ、ザクッ、ザクッ……
と切り裂く。
切っ先が皮膚に少し触れてゾクリとした。
拓矢の目が愉快そうに光っている。
(このコたち、
凄い気迫だわね………!)
『痛っ………
左手痛いなー……』相手の罪悪感を増やすために、
痛いを連呼する包帯男。。
『お次は……
下もね』
『なにすっ……』
カチャカチャとベルトを外し、
スーツズボンを下げた。
ボクサーパンツとタンクトップがはだけて見える格好にたる。
包帯男はベッドから下りると、
左脚を引きずりながら何かを手に取る。
(ハサミ………あったんだ)翔汰は拓矢の手にあるハサミを見た。
包帯男は『僕が味わった痛み、
こんな感じなんだよ』
とスーツズボンをザクッ、ザクッ、ザクッ……
と切り裂く。
切っ先が皮膚に少し触れてゾクリとした。
拓矢の目が愉快そうに光っている。