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イカせ屋稼業
第11章 そのじゅう
翔汰は、
(ああっ………拓矢……)と思う。


拓矢のを咥えているうち、下半身に熱が集まって出てしまった。。



拓矢も演じながら内心(翔汰……………)
と驚く。






『はーい!!
今日はここまでよっ』
イージーの声が飛び、
ふたりはハッとする。



『ここまで?』
拓矢は肉棒を抜いて、
肩を落とした。


『そう。
―――あんたたち……
思った以上に成長したわね。
これは、時間をかけてじっくり撮影する価値があるわよ。
シリーズ化してもいいくらいだわ。今日の撮影分を早速動画で配信するように百合絵に伝えるわ。
また明日も撮影を続けるわね』




バタンと音がして鉄扉が開き、
甲斐が入ってきた。

『おー、
ふたりとも良い感じにクタクタだな(笑)
今日はここで終わろう。
遅くなったな』
と言う。



『え?
甲斐さん、今何時すか?』
翔汰が訊ねた。
このSM部屋には時計が無い。


『………何だ、知らなかったのか?
夜中1時だよ』



『はあ?え、マジでぇ?』『うっそ………』
拓矢が呟いた瞬間、
お腹が「キュルルル……」と空腹を告げた………………………
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