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イカせ屋稼業
第13章 ~番外編~free Sky~
『はあ?!ウソでしょ??』
____夏の午後。
期末テスト期間中につき、
6時限が終わると速攻で家に帰る。
__はすがない。片手にフローズンを持ち、友達とワイワイ駄弁りながら歩いてた。口から氷が飛ぶ。
『どしたのサイカ』
隣を歩く友達の有里【ユウリ】が、
素っ頓狂な声を挙げたあたしに訊く。
あたしは金井彩夏【カナイサイカ】17歳。
スマホを滑り落とすとこだった。
『まじで…………』
通話を終えるとボーゼンとした。
『なした?』
『ゆうり………どーしよう!
ママが居なくなっちゃった』
『え?』
有里が眉間にシワを寄せた。
『なにそれ、ホントに?』
『ごめん!
あたし帰るね!メッセするね』
ブラウンにドット模様のお気に入りリュックを揺らして、
あたしは走り出す。
『怪しいと思ってたら-!!』
祖母からのtellだった。
____夏の午後。
期末テスト期間中につき、
6時限が終わると速攻で家に帰る。
__はすがない。片手にフローズンを持ち、友達とワイワイ駄弁りながら歩いてた。口から氷が飛ぶ。
『どしたのサイカ』
隣を歩く友達の有里【ユウリ】が、
素っ頓狂な声を挙げたあたしに訊く。
あたしは金井彩夏【カナイサイカ】17歳。
スマホを滑り落とすとこだった。
『まじで…………』
通話を終えるとボーゼンとした。
『なした?』
『ゆうり………どーしよう!
ママが居なくなっちゃった』
『え?』
有里が眉間にシワを寄せた。
『なにそれ、ホントに?』
『ごめん!
あたし帰るね!メッセするね』
ブラウンにドット模様のお気に入りリュックを揺らして、
あたしは走り出す。
『怪しいと思ってたら-!!』
祖母からのtellだった。