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イカせ屋稼業
第13章 ~番外編~free Sky~
『……………さいか…………』
岬くんが抱きしめる。呼び捨てられた自分の名前にドキンって心臓ハネた!

あたしもしがみつく。
香水の香りがした。
あたし、匂ってないよね?

キスをした。
『…………ん………』
舌が入るとなんでこんなに気持ちいいんだろ。



チュクチュク……………

ヤバい。
気持ちいー。


岬くんの手がセーラーをたくし上げた。


バンザイして脱がされる。


そして、
軽く押し倒された。




ついに…………
しても、いいかなぁ。



岬くんがあたしのブラを剥いだ。
触られると、
腰の周りが熱くなった。


『…………ま、まって!』

『…………ん?』
岬くんが顔を起こす。


『ごめん………お腹痛い………』

『え、』
岬くんが驚いた顔をした。


咄嗟にリュックを掴み、
『ごめん…………ママのこともあるし、
今度で………ダメかな…』
と小さな声を振り絞る。


『…………うん。
大丈夫だよ』
岬くんの冷ややかな声。

ズキッと傷ついた。

上目遣いにそっと見る。

すると、
優しい笑顔だった。短めの髪が茶色ががってる。

『サヤちゃんの体が一番大切だから』

あたしはセーラーを着てリュックをぎゅっと抱き締める。

『また、ね』
あたしは岬くんの家を後にした。





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