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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
『落ち着け!
大丈夫だ、被害なし!』


『なんだ…………びっくりした…………』
後部座席にどっさりと背中を預ける。


『たまたま撮影場所の近くに居たんだよ、
KANAMEが。
例によって一般女子を連れこんで。
翔汰は助けに入って………ってわけだ。
正義感が強い翔汰だからな?』



『……………甲斐さん、
俺KANAMEだけは許せない。
記事は3件書き込みました。何かしらのリアクションがあるはず』




『昴さんから逐一報告受けてるよ。
お前も読んだろ?
かなり動揺はしてるな、ヤツも………
あ。そうだ。昴さんから訊かれてたんだった。
拓矢……どうやってKANAMEの幼少期の写真なんてgetしたんだよ?』



『……………っ』
____拓矢は迷った。

コネクションの正体を言うべきか?
自分でもかなり卑怯なやり方で写真を手に入れたと思う。

『〔nine〕の件が落ち着いたら、
ぜんぶ話します。
怪しいコネや経由からgetしたんじゃないんで…………』




『お、分かった。
___何かありそうだな?』甲斐はやっぱり察しがいい。バッグミラー越しに拓矢を見遣る。
『何でもいいさ。俺だって〔nine〕には負けたくないよ。
お前も、守りたいんだろう?』





____伝わってる。
俺が、KANAMEに奪われたくないもの。


『___はい。
必ず言うんで待っててください』

拓矢が言うと、
甲斐は満足げに頷いた……………………………







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