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イカせ屋稼業
第14章 そのじゅうに
ガタンゴトン、
ドタン!!
KANAMEは壁を叩き、
床を蹴りながら居間やら台所やら一軒家のあらゆる部屋を覗く。


『田河って名前かぁ?!
それとも借家か?!出てきやがれっ、どこにいる?!』

KANAMEは我を忘れたようにがなり立てる。



全ての部屋を見終わり、
明らかに人の生活の気配がないことが分かったKANAME。


『……………………騙したか?
おい!ユウジ!!本当に〔榊探偵事務所〕の調査じゃこの家だったんだろーな?!』

昴は『はい。
榊探偵事務所は実績が業界1位ですし』とへつらう。



KANAMEは『…………………そうだよな。
あの探偵事務所の右に出る事務所はないはずだ。
となると………………
@きんぱつ屋はこの家を仮宿にしてるのかもな。
おい!ユウジ。
お前今日からこの家を張れ』と顎に手を当て思案した。




『へ、この家に張り込み…………ですか?』
昴は(そう来たか)と内心ガッツポーズ。



『文句あるのか?』
ギロリと睨むKANAME。


『い、いえ!
さっそく今から近隣で宿を探しますっ!!』
昴は背筋を伸ばした。



飼い犬よろしく。





KANAMEは明らかに訝っている。
フリーライター・@きんぱつ屋を。



あの写真は拓矢が用意したコピー写真だ。





〔セクシー男優・KANAMEは師橋の実子!!〕
という記事に記載してあった、
師橋条とKANAMEの【遠い日のワンシーン】。




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