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イカせ屋稼業
第1章 そのいち
(…………まぁ、
当たって砕けろだ)
そう思って、
某スタジオにバンワゴンは到着した。
写真撮影時――室内シチュエーション―――
に使う撮影スタジオ〔R〕。
カメラスタッフが早くも待機していた。
『おはようございます、
よろしくお願いいたします』
翔汰は一礼して室内に入る。
拓矢も既に来ており、
『よっ』という風に右手を挙げた。
『はいはーい♪
おっはよー!
さぁお2人さん、今日のコンディションは大丈夫よね?』
百合絵は朝からテンションMAXだ。
翔汰と拓矢を並べ、
『うーんと……
拓矢目薬差して。ちょっと充血してるわ。
翔汰は………
オッケーね。肌も完璧だわ』
イイ子イイ子〜と翔汰の頭を撫でる。
社長も〔変人〕だ。
翔汰は変人ばかりの業界に慣れた。
皆少なからず変わった嗜好や性癖があり、
それはsexに関しても同じ。
より深く幅広く表れる。
最初は驚き戸惑いもあったが、
(本当に色んな人がいるんだな)と感心へと変わった。
日常生活ではタブーとされがちな〔性の嗜好〕を、
【売り物】にするとこうなるのかと不思議に思う。
――翔汰は指示を受け、用意されている衣装に着替えた。
当たって砕けろだ)
そう思って、
某スタジオにバンワゴンは到着した。
写真撮影時――室内シチュエーション―――
に使う撮影スタジオ〔R〕。
カメラスタッフが早くも待機していた。
『おはようございます、
よろしくお願いいたします』
翔汰は一礼して室内に入る。
拓矢も既に来ており、
『よっ』という風に右手を挙げた。
『はいはーい♪
おっはよー!
さぁお2人さん、今日のコンディションは大丈夫よね?』
百合絵は朝からテンションMAXだ。
翔汰と拓矢を並べ、
『うーんと……
拓矢目薬差して。ちょっと充血してるわ。
翔汰は………
オッケーね。肌も完璧だわ』
イイ子イイ子〜と翔汰の頭を撫でる。
社長も〔変人〕だ。
翔汰は変人ばかりの業界に慣れた。
皆少なからず変わった嗜好や性癖があり、
それはsexに関しても同じ。
より深く幅広く表れる。
最初は驚き戸惑いもあったが、
(本当に色んな人がいるんだな)と感心へと変わった。
日常生活ではタブーとされがちな〔性の嗜好〕を、
【売り物】にするとこうなるのかと不思議に思う。
――翔汰は指示を受け、用意されている衣装に着替えた。