この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イカせ屋稼業
第1章 そのいち
狭い空間。
拓矢も目薬を差したあと、
片隅で衣装に着替えている。
『へぇ……』
翔汰は首まわりが大きく開いた白いニットに、
ダメージ入りブルージーンズ、スニーカー。
対して拓矢は黒いタートルネックに、ジャケット。
黒いハットに丸眼鏡。。
ボトムも黒いスラックスでアーティストチックだ。
『なるほど……
対比かぁ』
甲斐が隣に来て、
『分かるか?
お前が女役ってトコなんだよ』
と笑う。
『イメージ通りっすね。
これで僕がSだとアンバランスすぎる』
『だろ?
先ずは見た目のイメージ通りに売り込んだほうがいい。
視聴者ってのは案外〔単純〕を好むんだよ』
Sっ気を含ませたクールな拓矢と、
可愛いがられ系の翔汰。
見た目まんまである。
『はーい、
2人とも並んで座って!
カメラに顔を向けて』
カメラスタッフが指示をする。
拓矢も目薬を差したあと、
片隅で衣装に着替えている。
『へぇ……』
翔汰は首まわりが大きく開いた白いニットに、
ダメージ入りブルージーンズ、スニーカー。
対して拓矢は黒いタートルネックに、ジャケット。
黒いハットに丸眼鏡。。
ボトムも黒いスラックスでアーティストチックだ。
『なるほど……
対比かぁ』
甲斐が隣に来て、
『分かるか?
お前が女役ってトコなんだよ』
と笑う。
『イメージ通りっすね。
これで僕がSだとアンバランスすぎる』
『だろ?
先ずは見た目のイメージ通りに売り込んだほうがいい。
視聴者ってのは案外〔単純〕を好むんだよ』
Sっ気を含ませたクールな拓矢と、
可愛いがられ系の翔汰。
見た目まんまである。
『はーい、
2人とも並んで座って!
カメラに顔を向けて』
カメラスタッフが指示をする。