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イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
『で?
もちろんカメラマンは___』
翔汰が甲斐を見遣る。
ところが、
甲斐は意外な返事をした。
『カメラマンは芸術映画を主に撮っている、
鴫ハルコ【しぎはるこ】さんだ。
もう直ぐ到着するよ』
『え、イージーじゃないんだ?
女のヒト?』
拓矢も驚いた。
『鴫ハルコって…………
聞いたことはあるなぁ。
若手では有名なんだよね?』
翔汰もうーん、と呻る。
『………………イージーは?
まさか、俺たち失礼なことをしたとか…………』
拓矢が眉間にシワを寄せた。
『あはは、違う違う。
イージーさんはアレでも大先生だぞ?
他に沢山仕事があるんだ。
多忙なんだよ。
鴫ハルコさんに撮ってもらえば、
お前たちの新境地にもなる。
俗物的なエロじゃなく、
芸術的なエロ…………
社長の発想だよ』
甲斐は笑い飛ばしたが。
翔汰はふと、
その笑いに違和感を感じた。
(ん?
何だろ?
_____まぁ気のせいだよな)
確かにイージーは大先生だ。
忙しいんだろう。
海外にいるのかもしれないし。
気を取り直して、
翔汰はストレッチを始めた。
___________________
『鴫ハルコです。
お二人の噂は以前から耳にしてます。
今日から宜しくお願いしますね』
カメラ機材を担いで現れたのは、
アジアンビューティーな美人だった。
ぱっつん黒髪。
腰まである艶つやした黒髪をカメラセットしながら束ね始めた。
175はあるんじゃないだろうか?
ヒールじゃないのにスラリと背が高い。
ゴツゴツした肉体。
パリコレなんかに出そうな雰囲気。
スリムジーンズに白いスニーカー。
Vネックのカットソーというシンプルな格好が更にスタイルを良く見せている。
もちろんカメラマンは___』
翔汰が甲斐を見遣る。
ところが、
甲斐は意外な返事をした。
『カメラマンは芸術映画を主に撮っている、
鴫ハルコ【しぎはるこ】さんだ。
もう直ぐ到着するよ』
『え、イージーじゃないんだ?
女のヒト?』
拓矢も驚いた。
『鴫ハルコって…………
聞いたことはあるなぁ。
若手では有名なんだよね?』
翔汰もうーん、と呻る。
『………………イージーは?
まさか、俺たち失礼なことをしたとか…………』
拓矢が眉間にシワを寄せた。
『あはは、違う違う。
イージーさんはアレでも大先生だぞ?
他に沢山仕事があるんだ。
多忙なんだよ。
鴫ハルコさんに撮ってもらえば、
お前たちの新境地にもなる。
俗物的なエロじゃなく、
芸術的なエロ…………
社長の発想だよ』
甲斐は笑い飛ばしたが。
翔汰はふと、
その笑いに違和感を感じた。
(ん?
何だろ?
_____まぁ気のせいだよな)
確かにイージーは大先生だ。
忙しいんだろう。
海外にいるのかもしれないし。
気を取り直して、
翔汰はストレッチを始めた。
___________________
『鴫ハルコです。
お二人の噂は以前から耳にしてます。
今日から宜しくお願いしますね』
カメラ機材を担いで現れたのは、
アジアンビューティーな美人だった。
ぱっつん黒髪。
腰まである艶つやした黒髪をカメラセットしながら束ね始めた。
175はあるんじゃないだろうか?
ヒールじゃないのにスラリと背が高い。
ゴツゴツした肉体。
パリコレなんかに出そうな雰囲気。
スリムジーンズに白いスニーカー。
Vネックのカットソーというシンプルな格好が更にスタイルを良く見せている。