この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
イカせ屋稼業
第15章 そのじゅーさん~未来へ~
______深夜3時。

『はあっ、はあっ、はあ…………はあ~』
……………これは鴫ハルコの吐息だ。



『あーすっごく良いの撮れた~』
手首で額を拭う鴫。
夜中だというのに瞳がキラキラしている。



翔汰と拓矢はぐったりしてプールサイドにへたり込んでいた。




『とりあえず一段落ね。
おつかれさま!』



OKが出た。



『鴫さん、あんな感じでよかったんすか?拓がセリフ吐いちゃったし』
何回も達し、腰がガクガクする。
翔汰は〔芸術的な作品〕に出来たのか?
あまり自信がない。

『よかったも何も、
すっごくよかったわ!
重なる筋肉美…………はああ~~~「もっと強く入って………」かぁ』
鴫は指を合わせてうっとりしている。
『あとはあたしの映像処理能力に任せて♪♪
_____と。
拓矢くん、大丈夫?』



『だ、大丈夫…………でもない…………』

プールサイドから脚を引きずりながら離れ、
プールに背を向けた。



『ぷっ……………、
水なんて怖くないっつの!
足着くんだし』翔汰は呆れ半分で笑う。



『ウルサイ…………
翔には分かるワケない!鯉が自分を食べにくるんだぞ』
どうやら相当なトラウマらしい。






『大きな浴槽だと思えば良いのにー。
勿体ないなぁ、
拓矢くんが飛び込むシーンなんて撮れたら最高なんだけどなぁ』
鴫がカメラ機材を仕舞い始めた。



_____そこへ…………
『失礼!
鴫さん、どうもお世話になりました!おい、翔汰拓矢早く服を着てくれ!』
甲斐がちょうどのタイミングで入ってきたと思ったら、
いやに慌てている。


『どうしたんすか?』
翔汰は私服を着ながら訊ねた。

拓矢も素早く服を手にする。





『________社長が……………
百合絵社長が、
倒れたんだ』



翔汰は握っていたボクサーパンツを滑り落とした…………………








/712ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ