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イカせ屋稼業
第2章 そのに
『う………うーわー』
『良いね結構』
『どこがだよ!
俺もう一生彼女できねーじゃん』
刷り上がった写真ページ。
事務所〔ミンテリア〕のソファーに2人は座って、
刷り上がったばかりの写真を見ているところ。
3日前に撮影した〔ゲイカップル〕
写真のヒトコマ。。
『美しく撮れてるな…』
『ま、まぁそうだけど!』
女性雑誌〔ニャンニャン〕にて堂々掲載予定である。【2人の恋の行き先は―――?
禁断の甘い扉を開く。オトコとオトコの性戯】
というサブタイトル(仮)付き。
痩身で長身、ミステリアスな雰囲気の拓矢と……
可愛い恋人の翔汰。
カメラ技術というのは凄い。
加工修正も加わり……
白い背景、
2人は唇を合わせている。そのページがどアップで見開き一枚。
見開きの左隅に、
じゃれ合う全身写真が小さく二枚。
あたかも〔本当に好きあっている者同士〕
のようだ。
『それにどちらにしろもう彼女なんて出来ないだろ?』
『………まぁそうだな』
『しかし、
恋人に見えるもんだね。
凄いね、写真てのは』
『お2人さーん、
よくやったわぁ♪
はい、オマケ報酬よん』
社長・榊百合絵が肉を揺らして登場し、
茶封筒を一枚ずつ手渡す。
10万円入っていた。
『良いんですか?
ありがとうございます…』翔汰は頭を下げて受け取る。
拓矢も立ち上がり一礼して胸ポケットに仕舞った。
『既にニャンニャン編集部から絶賛の声をいただいたわ。フフフ……
他の女性雑誌にも売り込んでるからね。
BLも良いわねぇ、
あんたたち美しいからヒットだわ〜。
あっ、甲斐・高村!
あなたたちにもはい報酬。嫁と子供ちゃんにあげなさいな』
マネージャーにも茶封筒を配り、
社長は上機嫌だ。
『あ、
近々エロシーンも撮影するわよ!ちゃんとケアしとくのよ』
と言い去って行く。
『良いね結構』
『どこがだよ!
俺もう一生彼女できねーじゃん』
刷り上がった写真ページ。
事務所〔ミンテリア〕のソファーに2人は座って、
刷り上がったばかりの写真を見ているところ。
3日前に撮影した〔ゲイカップル〕
写真のヒトコマ。。
『美しく撮れてるな…』
『ま、まぁそうだけど!』
女性雑誌〔ニャンニャン〕にて堂々掲載予定である。【2人の恋の行き先は―――?
禁断の甘い扉を開く。オトコとオトコの性戯】
というサブタイトル(仮)付き。
痩身で長身、ミステリアスな雰囲気の拓矢と……
可愛い恋人の翔汰。
カメラ技術というのは凄い。
加工修正も加わり……
白い背景、
2人は唇を合わせている。そのページがどアップで見開き一枚。
見開きの左隅に、
じゃれ合う全身写真が小さく二枚。
あたかも〔本当に好きあっている者同士〕
のようだ。
『それにどちらにしろもう彼女なんて出来ないだろ?』
『………まぁそうだな』
『しかし、
恋人に見えるもんだね。
凄いね、写真てのは』
『お2人さーん、
よくやったわぁ♪
はい、オマケ報酬よん』
社長・榊百合絵が肉を揺らして登場し、
茶封筒を一枚ずつ手渡す。
10万円入っていた。
『良いんですか?
ありがとうございます…』翔汰は頭を下げて受け取る。
拓矢も立ち上がり一礼して胸ポケットに仕舞った。
『既にニャンニャン編集部から絶賛の声をいただいたわ。フフフ……
他の女性雑誌にも売り込んでるからね。
BLも良いわねぇ、
あんたたち美しいからヒットだわ〜。
あっ、甲斐・高村!
あなたたちにもはい報酬。嫁と子供ちゃんにあげなさいな』
マネージャーにも茶封筒を配り、
社長は上機嫌だ。
『あ、
近々エロシーンも撮影するわよ!ちゃんとケアしとくのよ』
と言い去って行く。