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君をこんなに愛してる
第9章 白い世界の中で

彼との情事を必死に否定する。

そんなわたしを見下ろす彼の瞳は

「──…!」

少し…、潤んでいるようにも見えた。




「…もう一度、抱いたら」


ふと思い立ったかのような、幽かな呟き。



「──…認めてくれますか。僕の想いが…君に伝わりますか?」

「……!そんな、…や、だ」

耳をふさぐ両手を掴まれて、顔の横に押し付けられる。

そして、静かに唇を重ねられた──。



....チュッ



“ ぁ…… ”


それはどうしたって拒みきれない、優しい温かさを持ったキス。

昨夜と、同じ。
全身に…丁寧に捧げられた口付け。



…まともに抵抗できずに放心状態のわたし。



「──…フッ。こうすると…君の目はそんなにとろけてしまう…、のに」

「……ン‥」

「なのに……どうして……」


少しずつ、少しずつ

彼の声は苦し気に変化していく。



もう一回、キスされて。



「…ハァ、どうしてだい?栞……」


せっぱ詰まった

そんな顔で聞いてきた。





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