この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君をこんなに愛してる
第7章 目を覚ませば




【 こうして貴方に手紙を書くのは初めてですね。】



季節の挨拶も…何も無しに

その手紙は始まっていた。



【 貴方の耳に入っているのかはわかりませんが、
 私は先日に日本を発ちました。】



「…絢人さん…?」

そこは、わたしがよく知る絢人さんの綺麗な文字で埋められていた。

初めの2文だけを読んで、早くも頭が真っ白になってしまう。



【 この手紙が上手く貴方の元に届けられることを願っています。】



続く文面

内容がなかなか頭に入ってこない。

わたしは長い文章の、一番最後まで読み飛ばした。




【 貴方は私を恨んでいるでしょう。
 それを承知で頼みがあるのです。】



【 もし私の身に何かあったなら…その時は、たった一度でいい。栞に会ってもらえないだろうか。

──…貴峰 絢人として。】





貴峰 絢人として───




......




「──…栞」



「…っ」




その時、背後から




/149ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ