この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君をこんなに愛してる
第7章 目を覚ませば

「僕の話を…」

「こっちに来ないで!」

「──…栞」

扉の前にいた彼がわたしの方に近付いてきたので

わたしは悲鳴に近い声をあげて、持っていた手紙を咄嗟に投げつけていた。


ぶつかる前に勢いを失って
はらはらと床に落ちていく便箋──。



「……ぁ」


「…悲しいですね」



ふっと目を細め、切ない微笑みを浮かべられる。



それでも彼はこちらに目を向け直し、今度はゆっくり距離を縮め始めた。



「……っ」


わたしは身の危険すらも感じて…蒼白となって後ずさる。



そして



──ガタッ!



“ あ──…ッ ”



後ろを見ていなかったせいで

ベッドに足をぶつけてバランスを崩した。




グラッ…



「危ない!」






/149ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ