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君をこんなに愛してる
第8章 大事だから


「…ハァっ…ハァっ」

「──…」


わたしは頭を枕から上げると

布団をたぐりながら身を引いた。


「…それほどに嫌われましたか」


拒絶された彼は、叩かれた手を寂しげに膝の上に戻す。



「嫌うもなにも…っ、わたしは貴方の名前すら知らないのよ?怖いに決まってる」

「だから、僕は絢人です」

「嘘はもうやめて!」


自分は貴峰 絢人なのだと主張を繰り返される。
でもそんなのは信じられない。


「そこまで言うならあの手紙の説明を…っ──!!」


わたしは自分が投げつけた手紙を指さしたが

…床には何も落ちていない。


「──…それより、ここは…!?」


ここが絢人さんの寝室でないことを思い出して、さっと顔を曇らせた。


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