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2人だけ、ヒミツの残業
第2章 真面目な人妻・響子 【前編】
特に経営企画部の人間は、俺と響子以外の人間は全員退社した。
10人弱の人間しか在籍していない部署だが、学校の教室の倍くらいの広さがあるこのオフィスに、今はもう俺と響子の2人しか居ない。
他の部のオフィスとは、仕切りを隔てて分かれており、ドアを2つ開けないとこの経営企画部には入ってこれない作りになっている。
俺は、人気のなくなった静かなオフィスでコピー機を使ってコピーを取り、自分のデスクへと戻ろうとする響子を呼び止めた。
10人弱の人間しか在籍していない部署だが、学校の教室の倍くらいの広さがあるこのオフィスに、今はもう俺と響子の2人しか居ない。
他の部のオフィスとは、仕切りを隔てて分かれており、ドアを2つ開けないとこの経営企画部には入ってこれない作りになっている。
俺は、人気のなくなった静かなオフィスでコピー機を使ってコピーを取り、自分のデスクへと戻ろうとする響子を呼び止めた。