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第2章 真面目な人妻・響子 【前編】

「清水君、とりあえず僕も応援するから。分からない事があったら聞きに来て良いからね」


「はい、すみません。私のせいで部長にご迷惑をかけて」

「ははは、良いんだよ。清水君のためならこのくらい、なんて事ないよ」

そう言うと、響子はハッとしたような顔をし、少し照れたような顔をしながらお辞儀をすると、自分の席に戻っていった。