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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第14章 気持ちのすれ違い

あれから海音からは、何の連絡もない。

季節はすっかり夏真っ盛り。

今日も私は仕事帰りにSUNに来ていた。

SUNにはよく行くものの、海音に会う事もなく、いつの間にか何も鳴らない携帯を見るのが癖になっていた。

「そんなに見たって無い物は無いんだよ。」

希がハイボールを私に渡しながら言う。

「来ないってわかってるけど、見ちゃうんだよねー。」

「そっか、カイお店にはたまに来てるから、そのうち会えるんじゃない?」

「会ってもなんか気まづい…。」

「まーねっ。」

希と話していると、海音と仲良しのおじ様が声を掛けてきた。

「どうした?カイと何かあったのか?」

おじ様に今までの経緯を話す。

「あぁ、アイツは結構ドライな付き合い方するから、あんまりしつこいのは、嫌がるかもなぁ。」

「そうですよね…。」

「とりあえず明日、ランチおいでよ。いい事あるかもよ♪」

そう言っておじ様は、楽しそうにハイボールを飲み干した。

おじ様が言う良いことが何か分からなかったけど、とりあえず明日は休みだから、ランチに行ってみることにした。

「明日何があるんだろうね。」

希に聞いたけど、希もわからないらしい。

今日は、明日のランチもあるから、早く寝よう。

そう思い深酒はせずに、早目にSUNを後にした。
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