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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第15章 音信不通…?☆看病させて
海音の家のドアの前、やや緊張気味にチャイムを押した。
ピンポーン♪
………………。
やはり何の反応もない。
電気もついてる様子はなく、家にはいないみたいだ。
海音にもらった合鍵を使って、中に入ってみる事にした。
ガチャッ…
ドアを開けて玄関に入ると、海音のスニーカーが置いてある。
“あれ…?海音いるの?”
リビングの電気は消えていて、家の中も静かだ。
トイレやバスルームにも、海音の姿はない。
ベッドルームのドアが閉まっていたので、静かに開けて中を覗いてみた。
電気は消えているけど、ベッドの周りには、脱ぎ捨てられた服が散らばっている。
………?
ベッドを見ると、盛り上がっている。
“海音…?いるの?”