この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第15章 音信不通…?☆看病させて

「海音、もう普通にご飯食べれるの?」

「胃がまだしんどいから、今日もお粥作ってもらってもいい?」

「うん。わかった。海音は、ちゃんとベッドにいて。出来たら持っていくからね。」

「うん。待ってる。」


昨日より元気な海音を見て、すごく安心した。

弱っている時に、頼りにしてくれる。

何気ないことだけど、そういうのが恋人同士って実感出来て、嬉しく思えた。


お粥を持っていくと、海音は眠っていた。

おでこを触ってみると、昨日みたいな熱さはなかった。

おでこに熱冷ましシートを貼ると、海音が瞳を開いた。

「ごめん。寝ちゃった…。」

瞳を擦りながら、優しく微笑む海音を見たら、何だかすごく愛おしくなって、海音の事を抱き締めていた。

「渚…?」

「元気になって良かった…。」

私の後ろ髪を撫でながら
海音が優しく言う。

「もう平気やから、ありがとう。渚のおかげ…。」


海音の体から伝わる熱もいつもと、さほど変わらない温かさ。

伝わる心音も安定している。

もう大丈夫だろうと、すごくホッとする。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ