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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第16章 大阪旅行☆海音の関西弁
ベッドの中、海音に背中から抱き締められながら、テレビを見ている。

たまに海音が私の毛先をクルクルと弄り、私のうなじにキスしたりする。

ギュッと抱き締められて海音の温もりで、段々と眠くなってきた。

軽く瞳を閉じていたら、いつの間にか眠ってしまったようだ。



しばらくして、髪を撫でる優しい感触に瞳を開けると、海音が優しく微笑んでいた。

「おはよっ。渚が寝ちゃったら、抱けないやん。」

そう言って軽く頬をキュッと摘ままれる。

「海音…。」

海音の首に腕を回して、キスをする。

そんな私のキスに応えるように、海音も私を抱き寄せて深いキスをする。

「んっ…。」

吐息も混じる甘いキス。

海音とのキスは、いつも甘く甘く私の体を蕩けさせる。

角度を変えながら、お互いの舌を絡め合う。

歯列をなぞり、海音の舌が私の口内を舐め回す。

蕩けた体から力が抜けて、海音の胸にもたれかかる。
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