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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第17章 突然の異動辞令

「…うん。」

「今すぐにじゃなく、最後のデートの時に返事ちょうだい。それまでゆっくり考えて欲しい。大事な事だから。渚がどっちを選んでも、俺が渚を愛してる事には、かわりはないから…。」

海音はそう言うと、私の顎を掴み上を向かせる。

「もう離すつもりはないから…。渚だけだから…。愛してるよ…。」

そう言って海音の唇が、激しく私の唇を奪った。

海音のキスはいつもよりも情熱的で、それが何だか私を切ない気持ちにさせた。

唇を離すと海音がまた私を強く抱き締める。

「渚、俺もちょっと不安。渚が俺から離れちゃったらとか考えちゃうんだ…。」

海音が静かに言った。

「それは私も一緒だよ。海音かっこいいから、他の人にとられちゃいそうで、私だって不安だよ。」

海音の体に回した腕に、私も力を込めた。
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