この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第19章 神奈川ラストデート☆江ノ島

箱の中から何かを取り出すと、私の左手薬指にそれを通す。

私の指にはシルバーにグリーンの石が可愛く付いたリングが付けられていた。

「渚、ここでちゃんと誓わせて。これからも、俺は渚を離さないし、渚だけを愛していくから。だから、俺を信じてこれからも、俺だけを愛して欲しい。」

「うん…。」

私の瞳から大粒の涙が落ちた。

その涙に海音が優しくキスをしてくれる。

「渚は?俺の事ずっと愛してくれる?」

私は海音の首に腕を回して、海音の耳元で囁いた。

「ずっとずっと海音だけを、愛してるから。」

海音が私をギュッと抱き締めると耳元で

「皆がめっちゃ見てる。恥ずかしいから、移動しよっか。」

と静かに言うので、チラッと周りを見たら、他のカップル達が微笑んでるのが見えて、恥ずかしくなった。


元来た道を戻りながら海音が、指輪の話をしてくれる。

「この石なんだかわかる?」

「綺麗だけど、なんだろう?」

「俺と渚が生まれた5月の誕生石のエメラルド。」

「もう…嬉しすぎるし、幸せすぎるよ…ありがと。」

またウルウルと泣きそうになってしまう。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ