この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第20章 神奈川ラストナイト

「ほらっ、なんか余裕な感じだし。俺は正直余裕もない。好きで好きで仕方ないのに…。」

唇をいじっていた指が私の顎を掴み、海音の顔が近づいてくる。

「海音、タクシーだから…。」

私が顔を背けると、強引に自分の方を向かせて、海音の唇が私の唇に重なる。

「んっ…ダメ…。」

唇を離して顔を背けると、また後頭部を抑えられて、逃げられないようにして、キスをしてくる。

抵抗をやめて海音に身を任せていると、タクシーが私の家の前についた。


鍵を開けて家の中に入ると、玄関の壁に押し付けられて、海音が私をジッと見つめる。

「渚の事しばらく抱けないし、渚にもしばらく会えないから、今日はたくさん甘えて。たくさん渚を感じさせて。」

いつも余裕がある海音も、今日はキス1つでも余裕がない感じ。

そのぶん、真っ直ぐに海音の気持ちが伝わってきて、胸が締め付けられる。

「私だって、いつも以上に海音を感じたい。海音で一杯にして。」

海音の首に腕を回して、ギュッと抱き付いた。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ