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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第10章 希サプライズ☆ドキドキのテニスイベント

渋々、コンビニに入ると、窓際の雑誌コーナーで、雑誌を見ていた男性がこちらを見た。

………!!!!!


や!やられた!!


あれ?っといった感じで、その人は私を見ると、いつもの優しい笑顔で微笑む。

「ナギちゃんも、一緒だったんやね。」


そう、そこにはカイさんがいた。

希はあの時“このメンバーで”と言った。

あの時カイさんは、いなかったはずだ。

私は、すっかり希の策略にはまったのだ。


「今日は、お休みなんですか?」

「さっきまで仕事で、夜勤明けってやつやね。」

「それでテニス!お疲れ様です。」

私がそう言うとカイさんは、優しい瞳をさらに細めて

「希ちゃんにLINEで、強制参加で!って言われたんだよ。鬼だよね。」

と笑った。

「確かに鬼ですね。」

と私も笑うと、2人で顔を見合せて笑った。

久々にカイさんと、こうやって話せたのは嬉しい。

希に少し感謝した。

でも、この後も希に色々と仕掛けられるとは、思わなかった…。
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