この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第10章 希サプライズ☆ドキドキのテニスイベント

「あ…ありがとうございます。」

カイさんと瞳と瞳が合い、ドキドキが止まらない。

「ボール来るから、教えたみたいにやってみて。」

「はいっ!」

カイさんに教えてもらったように打ってみると、ボールは綺麗に向こうのコートに飛んでいった。

「おぉ!いいねー!」

カイさんが私の頭をポンとした。

そんなカイさんを見上げて、私も微笑んだ。


小一時間程のテニスを終え、皆で近くのファミレスでランチをする。

車じゃない人は、もちろんビール付き。

「お疲れ様でしたー!」

皆で乾杯する。

ちょっと離れた席に座っているカイさんを見ると、またビールを一気に飲んでいた。

すぐさま、2杯目のビールに突入しているようだ。

夜勤明けからのテニスからのお酒…。

これは絶対にまた、あの甘々カイさんが降臨するに違いない。


皆が煙草を吸いに行ったので、煙草を吸わない私は、1人店の中で、ボーッとしていた。


すると、希がニヤニヤして戻ってきた。

「テニスいい感じだったね。この後1度解散してから、またSUNに集合するから、カイとデートしてきなよ。」

「あんなに酔ってるんだから、無理でしょ。」

「酔ってからが、カイの面白いとこじゃん。」

希が楽しそうに言った。

「カイさんが酔うと性格かわるの知ってんなら、最初から教えてよ!」

私がちょっとムッとして言う。

「好きになったって言わない渚が悪い。」

「確かに、私が悪い。」

「そうそう。素直な渚に良い事を教えてあげよう!」
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ