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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第12章 ヤキモチ☆俺の物でしょ?

突然首にチクッと軽い痛みを感じる。

何ヵ所かに同じ痛みを与えられる。

強く吸われたその場所を、カイさんが指でなぞる。

カイさんを見ると、私の顔を見てフフッと嬉しそうに笑う。

「渚が俺のだって印。たくさん付けた。」

そう言って、ペロッと下唇を舐める。

そんな色っぽいカイさんを見ていたら、私の独占欲も掻き立てられた。

「カイさん、私も付けていい?」

「胸のあたりならいいよ。」

カイさんが洋服を脱いで、私の頭をカイさんの胸に引き寄せる。

カイさんの胸に手を当て、唇を付けて強く吸う。

「はぁっ…。」

カイさんの色っぽい吐息を聞いて、私も興奮が止まらない。

「カイさんにも、私のだって印ついちゃいましたねっ。」

私の髪を優しく撫でて、自分の体を見てカイさんは

「何かエロイね。興奮してきた。じゃっ続き。もっと俺を感じて…。」


ベッドに倒されるとカイさんの手が、私の胸を優しく揉む。

「俺以外の男に触らせないで!」

そう言って、胸の先端の周りを指で触り舌で舐める。

カイさんの綺麗な指が、円を描くように撫でている。

すでに硬くなっているその先端には、触れてくれない。

そんな焦れったい愛撫が続いた。


「あぁんっ…焦らさないで…。」

「何が?」

胸を舐めながら、カイさんが顔を少しあげて、私の顔をチラッと見る。

「もう…やだぁっ…。」

私の先端を指先でピンッと、カイさんが弾くと、意地悪な笑みを浮かべてカイさんが言う。

「どうして欲しいの?ちゃんと伝えて!」

「乳首…舐めて下さい。」

「よく出来ました!」

クスッと笑ったカイさんが、パクッと胸の先端を口に含んだ。

そのまま舌でチュクチュクと舐める。


「あぁ、渚はこっちのが好きなんだっけ?」

そう言って突然先端を、カイさんに強く噛まれた。
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