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ドアの向こう〜君に逢いたくて〜
第12章 ヤキモチ☆俺の物でしょ?

「かいとぉっ…お願い。海音のもうちょーだいっ。」

カイさんに甘えた声でお願いする。

「渚のその潤んだ瞳、堪らない…。」

私の髪を撫でて、また熱いキスをくれる。

「指じゃなくて、俺のでイッて…。」

そう言ってカイさんは、ゴムをつけたカイさんの熱いモノを、私の中に挿れてきた。

グッと奥まで挿し込まれたカイさんのモノ。

「はぁー…。渚の中、めっちゃ熱くて気持ちいい…。」

カイさんが耳元で吐息を洩らす。

耳にかかるカイさんの熱い息が更に私を煽る。

ゆっくりとしたカイさんから与えられる律動。

体を揺さぶられるたびに、ベッドが軋む。

「海音…はぁっ、気持ちいい…。」

カイさんの首に手を回して、耳元で囁いた。

カイさんの耳をペロッと舐めると、私の中のカイさんのモノが、更に大きくなるのを感じた。

「あぁ…渚っ。ダメだって…。」

カイさんも私を感じてくれているのを、実感出来て嬉しくなる。

「海音、キスしたい…。」

私がそう言うと、カイさんが私の背中に両手を回して、繋がったままの私の体を起こした。

カイさんと向かい合って座ったまま、下から揺さぶられる。

「これならたくさんキス出来るし、渚の感じてる顔もよく見れる。」

そう言ってフフッと笑うと、カイさんが私の唇を塞いだ。
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