この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隣の日常
第2章 下着泥棒
 中学3年の時にさ。
 クラスに、立川ってヤツがいたんだ。
 顔イケメンでリーダーシップがあって、クラスのリーダー格。
 スポーツ万能、成績優秀。
 女子からも男子からも人気があって、先生からも信頼を置かれてて、ホント言うことなしだったよ。


 芸能人で言うと?
 うーん、芸能人で言うと・・・・。
 あくまで系統な?系統。
 系統で言うなら、全然似てないんだけど、あの、ほら、最近テレビによく出てる。
 なんとかフジオカみたいな、ああいう系の爽やかな感じな。


 俺と立川はグループが違ったからそんなに仲良くなかったけど、なぜか俺は立川に好かれてて、たまに一緒に帰ったりしてた。


 立川の家は学校から遠かったけど、たまに誘われて家に寄ったりもしたな。
 べつに、ふつうの家だよ。
 裕福すぎず貧乏すぎずっていう。


 立川とはよくマンガの話をしたかな。
 立川は梅図かずおが好きだった。漂流教室とか貸してくれたな。
 クラスではルパン3世とワンピース好きで通ってたはずなんだけど、なぜか俺の前では梅図かずおのことを熱く語ってたな。


 あれは文化祭のときだったかな。
 立川は学級委員長だったから、毎日遅くまで残ってクラスをまとめてくれてた。
 もう15年も昔の話だから詳しいことは忘れたんだけど、なにかのアレで、俺と立川が教室に2人きりになったのな。


 とにかく、2人揃って床に這いつくばって、なにかしら作業してたわけ。
 そしたらそのときにさ、立川が急にこんなこと言い出したんだ。


「なぁ、おまえ、女の下着とか興味あるか」


 って。
 最初、質問の意味が分からなかった。
「なんだよ急に」みたいなことを俺は返事したと思う。
 そうしたら立川が俺のほうじっと見てさ。


/28ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ