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秘密の恋人
第4章 愛サレル実感
お互いの家族への説明や世間体を考えれば、別に無理に結婚という形をとる必要はない、と私は思う。

もともと私の結婚願望なんて淡い夢みたいなものだったから。

さして家庭を持ちたいとも、子供が欲しいとも思わない。

ただ、義隆さんとは一緒にいたい。

彼は私の気持ちはただの勘違いだという。

ただ、寂しい思いをした時に偶々近くにいただけで、そんなものは恋とは言わないと。

でも、あの寂しさと虚しさを埋めてくれたのは、間違いなく義隆さんだ。

初めての相手は先輩だったけれど。

先輩に抱かれて、所謂、オーガズムに達したことは一度も無い。

初めての時はものすごく痛くて、血もたくさん出たし、涙も出た。初めてってそういうモノだよ、と先輩は嬉しそうに言って、こんなに痛くて苦しいのになんで嬉しそうなの、と納得行かなかった。

その後も、痛いことが多くて、そもそも子供を作る行為なのに、未婚の男女がする意味って何なのかしら、と疑問に思うほど。
どうして皆こんな事をしたがるのか、理解に苦しむ。

食べる事、眠る事、そして、繁殖…セックス。
生きる事に必要な行為には快楽が付随すると、何かで聞いた事がある。
食べる事と眠る事はわかるけど、最後は…最後の快楽を享受出来るのは男性だけじゃないのかしら。

そう感じるほど、先輩との行為は、愛し合う、とか、愛される、という表現は当て嵌らないものだった。
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