この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の恋人
第6章 偶然ノ出逢
ある日の会社帰り。
よく立ち寄るコンビニで買い物をして、おつりとレシートを受け取り、店を出た。

義隆さんとのことをぼんやりと考えながら、横断歩道を渡り、しばらく歩いていたら。

「すみませんッ!」

後ろから声をかけられた。

「コレ、忘れ物です!」

びっくりして振り返ると、スーツ姿の、若いサラリーマン風の男性が、身体を折り曲げ、膝に片手を置いて肩で息をしながら、小さなレジ袋を私に向かって突き出していた。

慌てて自分の手を見ると、持ったつもりだった、買ったはずの商品がない。

おつりとレシートだけ受けとって、買ったものを忘れてくるなんて、なんてマヌケ…と思ったけど、私はぼんやりしているから、こんなことは初めてではなかった。
/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ