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秘密の恋人
第16章 普通ノ恋人
首に抱きついたまま、キスしてみる。
苦笑しながら義隆さんも応えてくれた。
「今日は、泊まってく?」
「いいの?」
「折角来たんだし…帰したくない気持ちは山々だけど…ま、さすがに2日連続はちょっと…厳しいものがあるかな…それでもいい?」
困ったように笑う。私は頷いて、
「義隆さんの腕の中で眠らせて?」
義隆さんも頷いた。
「着替えがないね。買い物に行こうか。夕飯の材料もないし。」
義隆さんが車を出してくれて、近くのショッピングモールへ買い物に行った。
「誰かに会ったりしないかしら。」
「私といるところを見られたら、困る?」
「私より義隆さんが恥ずかしくない?」
義隆さんは苦笑して、
「もう腹は括ったよ。また、日を改めて、菜摘のご両親にも挨拶に伺うつもりだけど、どうだろう?」
「…それは、その、結婚の挨拶、ということ?」
「それは君次第。君がそれを望んでいて、ご両親が許してくださるなら、私は吝かではないけれど。私が逆の立場なら、承服はしかねるだろうなぁ。」
苦笑しながら義隆さんも応えてくれた。
「今日は、泊まってく?」
「いいの?」
「折角来たんだし…帰したくない気持ちは山々だけど…ま、さすがに2日連続はちょっと…厳しいものがあるかな…それでもいい?」
困ったように笑う。私は頷いて、
「義隆さんの腕の中で眠らせて?」
義隆さんも頷いた。
「着替えがないね。買い物に行こうか。夕飯の材料もないし。」
義隆さんが車を出してくれて、近くのショッピングモールへ買い物に行った。
「誰かに会ったりしないかしら。」
「私といるところを見られたら、困る?」
「私より義隆さんが恥ずかしくない?」
義隆さんは苦笑して、
「もう腹は括ったよ。また、日を改めて、菜摘のご両親にも挨拶に伺うつもりだけど、どうだろう?」
「…それは、その、結婚の挨拶、ということ?」
「それは君次第。君がそれを望んでいて、ご両親が許してくださるなら、私は吝かではないけれど。私が逆の立場なら、承服はしかねるだろうなぁ。」