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きょうどうせいかつ。
第4章 ひめはまおうに ささやいた。
「このゲームで、何を仰りたいのですか」

勇者は力なく、姫に質問した。

「魔族も、人間も、やることは同じだ、ということですよ」

「はあ……」

「私は、魔族の方々が、みなさん一口に悪者だとは思っておりません。また、人間の方も然りです

人も魔族も同じようなもの──

善人と悪人は等しく存在しているはずですわ」



──確かに、それはなんとなくわかる。

だが、わかるからこそ、姫の意見には賛同できない。

あなたは……。




あなたは、その発言により、自分の命が、どれ程危険な目に遭うか、わかっていらっしゃらないのだから。

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