この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きょうどうせいかつ。
第7章 そしてふたたび よるになる。

敢えてドレスは修復しなかった。
もうすでに全身を覆って、ドレスを焼き付くしていたため、修復する気にもなれなかった。

彼女はすぐさま魔王のところへ駆け出した。

魔王は、裸の彼女を見て少し驚いていたのだが、彼女は構わず抱きしめた。

事情を説明する気にもなれず、魔王に抱きついた状態で、ずっと泣いていた。

そんな彼女を魔王は優しく包み込んでくれた。

そしてただ一言──。

『大丈夫だから』

と言ってくれたのだ。

涙が溢れた。
どれだけ恥ずかしくても、そんなのどうだってよかった。

魔王が側にいてくれるなら、何でもよかった。

もう、どうだってよかったのだ。

「好き──」

そう呟くと、魔王は彼女を離し、顎をつかんでキスをした。

とろけるような、本当に優しいキスだった。


/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ