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きょうどうせいかつ。
第10章 ゆうしゃはふたたび だまされた。
「顔色すっごく悪いっすよ?大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ。少し疲れて……」
「そうっすか……。確かにもう夜も遅いっすもんね。おやすみなさい」
そういって、ベンジャミンは部屋を出ていった。
ずいぶんとあっさりしたものだな、と思った。
その後、みんなはそれぞれの部屋に戻っていった。
どうやら他の人たちの部屋は、二階あるらしい。
ブレットはモヤモヤしたまま、今回は誰にも起こされることなく、眠りに落ちた。