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過去恋
第37章 春樹との復縁
ある日、春樹と電話してる時のこと。私は、暖人がよりを戻したがってることを話していた。
「そんなん、妬くやん」
電話越しに拗ねながら春樹が言った。
「何で? 付き合ってないじゃん?」
私は疑問をぶつける。
「えっ?」
「だって……別れてから、正式に言われてないよ。でも、より戻さないから。あたしは春樹が好きだから」
「うん、ありがと。電話とかで言うのは嫌だから、次に会った時、言うね。俺もゆらのこと好きだから」
両思いだと知れて嬉しかった。春樹とやり直せる。それだけで幸せを感じた。早く会いたい。心からそう思った――。
「そんなん、妬くやん」
電話越しに拗ねながら春樹が言った。
「何で? 付き合ってないじゃん?」
私は疑問をぶつける。
「えっ?」
「だって……別れてから、正式に言われてないよ。でも、より戻さないから。あたしは春樹が好きだから」
「うん、ありがと。電話とかで言うのは嫌だから、次に会った時、言うね。俺もゆらのこと好きだから」
両思いだと知れて嬉しかった。春樹とやり直せる。それだけで幸せを感じた。早く会いたい。心からそう思った――。