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過去恋
第44章 凪と付き合った日
「何で笑うんよー?」
「お茶て。つか、おもしろ」
凪はひたすら面白い、面白い言ってたっけ。繰り返される他愛もない会話。
いつぶりだろう。久しぶりにこんなに笑った。心から幸せを感じた。
「ねぇ……凪、付き合ってくれるの?」
「ゆらがいいならいいよ」
「あたしは……いいよ。てか付き合いたい」
「じゃあ、これから色々あると思うけど、よろしくな」
「うん、よろしく」
色々、本当に今まで色々あったね。始まりはこんなに単純で。
「なんか欲しいものある?」
「パソコン」
素で答えた。聞いている意味も理解せずに。
「勉強かっ! そういうんじゃなくて」
「服」
「そうきたかー。そういうのでもなく」
もしかして、もしかしなくても完全に的外してる?
「んー…ペアリングもらうのが夢かな」
「分かった! 次、会う時に渡すからそれまでこれ持ってて」
凪は付けている十字架のネックレスをあたしに渡した。
また会える。そう思うと嬉しかった。
「お茶て。つか、おもしろ」
凪はひたすら面白い、面白い言ってたっけ。繰り返される他愛もない会話。
いつぶりだろう。久しぶりにこんなに笑った。心から幸せを感じた。
「ねぇ……凪、付き合ってくれるの?」
「ゆらがいいならいいよ」
「あたしは……いいよ。てか付き合いたい」
「じゃあ、これから色々あると思うけど、よろしくな」
「うん、よろしく」
色々、本当に今まで色々あったね。始まりはこんなに単純で。
「なんか欲しいものある?」
「パソコン」
素で答えた。聞いている意味も理解せずに。
「勉強かっ! そういうんじゃなくて」
「服」
「そうきたかー。そういうのでもなく」
もしかして、もしかしなくても完全に的外してる?
「んー…ペアリングもらうのが夢かな」
「分かった! 次、会う時に渡すからそれまでこれ持ってて」
凪は付けている十字架のネックレスをあたしに渡した。
また会える。そう思うと嬉しかった。