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第3章 恥態観察

動画を見せ瑠奈は、慌てて俺からスマホを取り上げようする。

「ち、ちょっと！やめなさい！」

俺はさっとスマホを引き、胸ポケットにそれをしまった。

「取り上げても無駄だよ。もう家のパソコン
保存してるから」

俺の言葉に、瑠奈は悔しそうに唇を噛んだ。

「ネットに載せられたくなかったら、瑠奈は俺の奴隷になるしかないんだよ」

俺は瑠奈の肩に手をまわした。

「人生、棒に振りたくないでしょ？」

瑠奈は悔し涙を浮かべながら、俺を見つめた。