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貴方にジャンキー
第16章 修学旅行3
ガチャッ

「美紅?何か忘れ・・んぐっ?!!」


いきなり口を押さえられ、男が押し入ってきた。


『誰っ??!!』


茶髪でサーファー風のその男は、そっと扉を締め、ロックをかける。

指定ジャージを着てないところを見ると、うちの生徒ではなさそう。

心臓の鼓動と裏腹に、頭の中は冷静だった。



「いきなりゴメンね。今日の昼間、君の官能的な姿にムラムラしちゃってさ。」


昼間・・。


「あの人影っ!」

「外でエッチなんて、やらしい高校生♪しかも、ホテルで出会えちゃうなんて、ラッキー。」


隣の部屋音が全く聞こえなかった、ってことは、このホテルは各部屋防音されてる。大声出しても無駄か。


ジリジリと詰め寄ってくる男。
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