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貴方にジャンキー
第17章 修学旅行4
ピンポーー・・・ン


「ん・・朝か?」



携帯で時間を確認すると4時5分。
澤との約束の時間だ。


「理子、朝・・」


理子の額にキスをする。



熱い・・・。



熱い?!!


昨夜はそんなことなかったのに!
どうしよう・・!!



ピンポーン・・。



そうだ!澤!!



ガチャッ

「澤!!どうしよう!!!」



「あ゛ぁ?」


澤の眉間に皺が寄る。





「結構、高いな・・。東郷、歩けるか?」

「ん・・・」

「無理だな。俺が部屋までおぶってく。いいな。」

「俺が!!」

「教員に見つかったとき、お前じゃ言い訳が聞かない。俺と安藤の地位もやばくなる。」



「早めに動こう。薬も与えたいとこだし。・・行くぞ。」



一緒に寝ていて、何で気が付かなかったんだろう。
昨日、理子の様子がおかしかったのは気付いてたのに!!



悔しさに泣けてきた。
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