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さくらホテル2012号室
第15章 なかだし

わたしがより深く腰を差し込むと、先生は少しひるんだ。
「大丈夫です。今日は安全ですから…」
先生の目がうるみ、切ない表情が胸に刺さった。
「わたしの中で…出してください。先生を…ください」
そう言って、わたしは子宮口をぐりぐりと押し付ける。
先生の先端がすぼまるように、より一層の硬さを持つ。
「道子っ!」
先生の声に切迫感が走る。
先生。先生っ。腰を激しく振り、先生を吸い取ろうとする。
「先生! ください。先生をください!」
わたしも声をあげる。
先生が身体を交直させる。
その瞬間、わたし自身にスイッチが入ったように、身体が硬く締まる。先生を包み込む膣から全身に、引きつけるような痺れが走る。
はぅぅっ…
先生とわたし。
どちらの喉から出たのかわからないような、獣のような声。

