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さくらホテル2012号室
第6章 先生の指


「柔らかくて、揉み甲斐のあるお尻…」
先生は独り言のようにそうつぶやく。
お尻なんて。今までのわたしのそう多いとは言えないSEXの経験の中で、こんなにヒップを愛撫されることはなかった。
十指の先をヒップの肌に突き立てて、ズズズっとソフトにひっかかれる。指先で脂肪をつねられる。頬ずりされて、唇で吸われ、前歯を立てられる。
あぁ。
もう、ダメ。

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