この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さくらホテル2012号室
第8章 夢想する指先


という訳で、わたしの性欲が強いのかどうかは未だにわからず終(じま)いだ。
だが、一般的に言って、この歳で三日と措(お)かずに自慰をしてしまうのは、やはり普通ではないのかもしれない。


変な話ついでに言うと、わたしが自慰をするのは決まって朝だ。家族の中で家を出るのがいちばん遅いわたしはいつも、朝八時過ぎには自宅でひとりきりになる。そこからわたしの出勤時間までの四五分。朝の光のなかで、化粧台の椅子に座ってするのがわたしのお決まりだ。
本当はベッドでするのがラクでいいのだろうけど、髪が乱れるのが気になってしまうから。


時にはネットの卑猥なページを見たりしてすることもあるが、多くは自分ひとりの想像の中で自分を焚きつけて行われる。囚われて、恥ずかしい格好に拘束されて責められる。恋人に甘い言葉で意地悪されながら、無理に感じさせられる。
そんな恥ずかしいシチュエーションに興奮してしまう。


/129ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ