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◯◯に行ってきました!(仮)
第4章 魅惑のGirl's party
カナちゃんは白けた目で私を見て、
「最後まで付き合いなさいよ、友達甲斐のないコねぇ。」
ふー、とひとつ息を吐いて、
「ま、これくらいで許してあげるわ、楽しかったから。明日はゆっくり朝ごはん楽しんで、さっさと帰りましょっか?」
着崩れた浴衣の合わせを直して布団に入る。
ベッドのマットレスもシーツも気持ち良くて、ぐっすり眠った。
翌朝、ホテル自慢の朝食を堪能して、あんまり甘く無さそうなチーズのスティックパイを樹さんへのお土産に買って、チェックアウト。カナちゃんは、このまま谷口くんと神戸でデートになったらしく、ホテルの前で別れた。
吉田さんも巽くんへのお菓子を下げている。
駅まで歩く道。
「濃かったねぇ。びっくりしたでしょ?」
苦笑しながら言うと、吉田さんはコクリと頷く。
「ま、私もカナちゃんとあそこまであけすけな話したのは初めてだわ。」
「でも、来て良かったです。あのホテル、私も気になってたので。今度、圭吾くんも誘ってみよ」
お?意外に能動的なのかしら?
ちょっと驚いて吉田さんの顔を覗き込むと、吉田さんはにっこり笑って。
「やっぱりもう少し、カナ先輩の前ではカマトトぶったほうが驚かれずに済むかと思って。なので、先輩には黙ってて下さいね?」
このコ…意外や意外、カナリのヤリ手だわ⁉︎
ーfinー
「最後まで付き合いなさいよ、友達甲斐のないコねぇ。」
ふー、とひとつ息を吐いて、
「ま、これくらいで許してあげるわ、楽しかったから。明日はゆっくり朝ごはん楽しんで、さっさと帰りましょっか?」
着崩れた浴衣の合わせを直して布団に入る。
ベッドのマットレスもシーツも気持ち良くて、ぐっすり眠った。
翌朝、ホテル自慢の朝食を堪能して、あんまり甘く無さそうなチーズのスティックパイを樹さんへのお土産に買って、チェックアウト。カナちゃんは、このまま谷口くんと神戸でデートになったらしく、ホテルの前で別れた。
吉田さんも巽くんへのお菓子を下げている。
駅まで歩く道。
「濃かったねぇ。びっくりしたでしょ?」
苦笑しながら言うと、吉田さんはコクリと頷く。
「ま、私もカナちゃんとあそこまであけすけな話したのは初めてだわ。」
「でも、来て良かったです。あのホテル、私も気になってたので。今度、圭吾くんも誘ってみよ」
お?意外に能動的なのかしら?
ちょっと驚いて吉田さんの顔を覗き込むと、吉田さんはにっこり笑って。
「やっぱりもう少し、カナ先輩の前ではカマトトぶったほうが驚かれずに済むかと思って。なので、先輩には黙ってて下さいね?」
このコ…意外や意外、カナリのヤリ手だわ⁉︎
ーfinー