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◯◯に行ってきました!(仮)
第1章 湯けむり温泉紀行
「1泊で温泉旅行?」
ある日のお昼休み。
カナちゃんからの提案があった。
「そ!和歌山の白浜温泉なんだけど、旅館が改装オープンしてね、それのモニターキャンペーンに当たったの!」
「へぇ〜。楽しそうだね!」
「で、しょう?普段なら、1人1泊3万円以上の高級旅館に、破格の1人1万円で行けるの!」
「おぉー、いいじゃない!」
「それが、条件があってね。女1人旅、母娘の2人、あと6人以上のグループ旅っていうやつなんだよねぇ…」
「…それは…なかなか、限られる、ね…」
「ん、女1人旅なんてまっぴらだしさ。ウチお母さん脚悪いから、温泉とか、私が車運転出来れば連れて行ってあげたいのは山々なんだけど、車もないのに和歌山くんだりまで連れだすのも大変じゃん?」
「谷口くんに車出してもらえば?」
「洋くんに車出させて親子で泊まるの?で洋くんは別室で?そんなのや〜よぉ。だったら洋くんと泊まりたいもん。それにそんなのお母さんが気使って嫌がる。」
それもそうか。
ある日のお昼休み。
カナちゃんからの提案があった。
「そ!和歌山の白浜温泉なんだけど、旅館が改装オープンしてね、それのモニターキャンペーンに当たったの!」
「へぇ〜。楽しそうだね!」
「で、しょう?普段なら、1人1泊3万円以上の高級旅館に、破格の1人1万円で行けるの!」
「おぉー、いいじゃない!」
「それが、条件があってね。女1人旅、母娘の2人、あと6人以上のグループ旅っていうやつなんだよねぇ…」
「…それは…なかなか、限られる、ね…」
「ん、女1人旅なんてまっぴらだしさ。ウチお母さん脚悪いから、温泉とか、私が車運転出来れば連れて行ってあげたいのは山々なんだけど、車もないのに和歌山くんだりまで連れだすのも大変じゃん?」
「谷口くんに車出してもらえば?」
「洋くんに車出させて親子で泊まるの?で洋くんは別室で?そんなのや〜よぉ。だったら洋くんと泊まりたいもん。それにそんなのお母さんが気使って嫌がる。」
それもそうか。